ゆぱんき、すこし模様替えをしました!
本棚展までのしばらくちがう配置になっておりますー。
今回本棚展にご参加いただくみなさまには選んだ本についてのコメントをいただきました。
そちらと一緒に参加者のおはなしをすこしさせていただきます。
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まずは、
木村 衣有子さん
サルビアや京都の本などでお馴染み、大好きな文筆家さんです。
わたしがはじめて読んだ衣有子さんの本は、『サルビア歳時記』
ゆぱんきの本棚にも置いてあるので読んだことのある方も多いかもしれません。
季節の移り変りを、写真、セキユリヲさんのテキスタイル、料理、そして衣有子さんの文章で愉しむことができる一冊です。
季節の節目、節目の行事なんかをゆぱんきでは大切にしたいと思って、ときどき季節にちなんだものを作ったりしていますが、
この本から学んだことも多く、わたしにとってすごく大切な一冊でもあります。
このサルビア歳時記をはじめ、わたしの個人蔵書のなかから衣有子さんの書かれたご本も、今回の本棚展には一緒に置かせていただこうと思っております。
4月、初夏と新刊が続きますので、そちらもお楽しみに。
(いちばん下のプロフィールをご覧ください)
初夏に出る猫文学の本は猫好きとしては楽しみすぎます。
こちらはゆぱんきでも手に取っていただけるようになるかも??
またお知らせいたしますね。
そして、一昨日の冬 衣有子さんはゆぱんきに足を運んで下さり、お会いすることができました。
盛岡のcartaさんや岩井沢さんとのご縁があってのこと。
そのときのエピソードは今でも思い出しても恥ずかしいものなんですが…(笑)
そうそう、盛岡の小冊子『てくり』の第5号、公園までお散歩に。にちなんだエピソードなのです。
また改めておはなしするかも?
衣有子さんの本棚を覗くことが出来る、この貴重なチャンスをどうぞお見逃しなく*
木村 衣有子(きむら・ゆうこ)
大きな本と小さな本
小ぶりなトートバッグからはみだす絵本、手のひらの中におさまる本。
本のページをめくって選び出すことはせず、あえてサイズだけを見て、浅草の本棚から弘前の小さくて暖かい店へ送ってみよう、そう思いました。
理由は特にありませんが、並べた様子がいいかな、と。
〈プロフィール〉
文筆家。1975生まれ。東京・浅草在住。18歳から26歳までを京都で過ごす。4月に文章と写真の本『大阪のぞき』が京阪神エルマガジン社より、初夏には猫文学のブックレビュー集が平凡社より刊行される。